ビリー・マイヤー氏インタビュー(霊の教え編)6
回が進むにつれて、ある種の思想、宗教をお持ちの方には苦く、辛くなってきます。
反対にスッキリ、あるいは甘美に感じる方もいますね。
問8) 今日の地球人はどのくらい古くから存在しているのですか,
ビリー・マイヤー氏
質問が最初の本当の地球人に関するものだとすれば、その年齢は
450万年以上と言えます。
しかし宇宙の奥からこの世界にやってきた人間のことを言うならば、
年齢は60億ないし120億年の間です。
これら地球上の人間は、いわゆる「宇宙の深遠からやってきた旅行者」であり、
その故郷の世界は遠く離れた別の星団にありました。
この星団もとうの昔に滅び、消え去って、移ろいゆくものの運命を辿りました。
「宇宙の深遠からやってきた旅行者」は地球に定住し、地球で生まれついた生物と
交わりましたが、大部分はヘノク族の出身でした。
ヘノク族は遠い星団から私たちの銀河系にやってきて、大犬座の領域に住みつきました。
その後、長い時間を経てからそこを逃げ出さざるを得なくなり、逃亡者として
ゾル太陽系に渡り、そこで火星やフェートン星や地球に定住したのです。
注)フェートンとは人間の戦争によって破壊された惑星、現在の火星と木星の間にある
小惑星帯として残っている。別名マロン、マローナ。ちなみにプレアデス/プレヤール人は
惑星二ビルは否定している。
問9) 人間は1回以上生きるというのは本当ですか。
ビリー・マイヤー氏
その通りです。
人間は転生、すなわち生まれ変わりの法則に従っています。
この事実は、進化できる意識と進化できる霊形態を持つ他のすべての
生命形態にも当てはまります。
したがって人間の場合は死んだ後、その霊形態はこの世の物理的な肉体を離れ、
あの世の霊領域に入り、再び物質的な肉体に生まれ変わることができるようになるまで、
そこにとどまって学ぶのです。
転生および人生を何度も繰り返す目的は、創造的な性質である人間の霊形態が
総意識と共に進化でき、そしていつの日か創造の中へと入り、創造と一体となり、
それによって創造自体もまた再び進化するためです。
それゆえ不断の転生は人間に宿る霊、およびそれぞれの人格と本来の意識が
形成される元となる総意識における霊の進化に役立つのです。
そして霊をその知識と英知と調和において広く、高く形成して、いつか最高に可能な
相対的完全性に到達するために、数多くの人生が必要であり、したがって転生もしくは
生まれ変わりが必要なのです 。
なぜならば、ただ一回の人生で霊もしくは霊形態を相対的に完全となる高みにまで上げる
ことは絶対に不可能だからです。
このためには数百万回にも達する無数の人生と転生が必要なのです。
物理的な人間の肉体から目由になって、肉体のない純粋な霊界に入ることができるように
なるだけでも、人間は600ないし800億年を必要とします。
これは地球の科学者が宇宙の年齢と称しているものの6ないし7倍の時間です。
ここで一つ明確にしておかなければなりません。
人間は転生によって、たとえば動物に生まれ変わることができると主張し説明する見解や
教えは、絶対に間違っているということです。
人間は常に再び人間に生まれます。
なぜならば、人間に宿る進化可能な創造霊の一部分がそうなるようにしているからです。
したがって人間は決して何らかの動物、その他のものに生まれ変わることはできず、
唯一人間に、それも原則として常に同じ人種に生まれ変わるのです。
これに関してはもちろん多少のずれが生じることはあり得ますが、
実際に起こるのはごく稀です。
しかし、これについてここで説明するのは、長くなりすぎるので控えますが。
同じ理由から、動物もまた決して人間に生まれ変わることはできません。
なぜならば、動物の霊形態は、人間の霊形態もしくは霊の場合のように
知識と英知が進化するように作られ、定められていないからです。