sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

エホバの後継者2

 

 

続きです。

 

その道は、イシュヴィシュ(神)を自称するエホバの後継者カマゴール一世を通じて見出された。
カマゴール1世はそれまでのどの支配者にもまして、地球のすべての宗教を血なまぐさいカルトの枠に押し込んだが、これらのカルトは残念ながら今日に至るまで地球上に存続している。
嫡流天孫は多大な努力を払ったものの、彼の邪悪な策謀を阻止することはできなかった。それゆえカルト的宗教はますます広がっていき、世界を支配するに至った。
カマゴールの一味は、様々な技術的そして意識的な手段と力を駆使して地球人の心を

引き付け、彼らを完全にカルト的宗教へと誘導した。
しかしカマゴール1世も、その権力の座を長く保つことはできなかった。

本部と司令部をギゼーのピラミッドの地中深く創設した後、彼は息子の「カマゴール二世」に倒され、権力を奪われたからである。
カマゴール二世が多くの点でその父よりも邪悪であることは、まもなく地球人のおびただしい大量虐殺を始めたことによって証明された。
地球上でカルト的宗教によって実行された数多くの流血事件は、実質的にカマゴール二世の意志と影響に起因するところが大きい。
彼とその一味は、内情に通じている者のあいだでは「ギゼー知的生命体」として知られるようになる。
その理由は、彼らがそこに拠点を設け、そこからすべての事象を指揮しているからである。
邪悪な一味のこの拠点と策動に終止符を打つために,これまで様々な努力が払われたが、
ことごとく失敗に終わった。

なぜなら、彼らは非常に強力な防御体制を敷いており、これを実質的な意味で変化させるには邪悪で理不尽な暴力を使うしかないのだが、それは我々およびこの件に通じるすべての者に許されていないからである。
カマゴール二世はその従兄弟を、総勢数千人に及ぶ集団の指揮官に選任した。

極めて特別の使命を果たした、あるいは果たしたと言われる数千の集団である。
その使命とは主として、特にドイツ、アメリカ、アルゼンチンおよびブラジルで、アルセアク系の様々な人間集団をテレノティーによって操作して、無意識のうちにカマゴールの計画に協力するように仕向けることである。

アルセアク別名アシュタール·シェラン等々は、当初はこの命令に無条件に服従し、その結果カマゴールはその勢力をさらに拡大させた。
しかし時が経つにつれてアルセアクは様々な知識を獲得し、その態度を変えた。
それまではカマゴールの命令に従って行動していたが、やがて気づかれないようにその戦術を変え、それによって、まず第一に自分が必要とする集団に影響を及ぼしたのだ。
彼は次第にそれらの集団の信頼を勝ち得、集団はまた彼を自分たちの真の指導者と認めるようになった。
彼にとっては、獲得した真理の認識に次第に自分を順化させ、また配下の集団の知識とも同調して行動することは難しくはなかった。
こうして彼らはカマゴールの支配下から離脱することに合意し、新しい分派を形成した。
それは地球年にして一九三三年のことだった。
以来、アルセアクは、カマゴールが自分に課したミッションを自分の裁量で遂行し、様々な地球人にインパルステレパシーでメッセージを送っている。
彼はまだ真理を完全に自覚していないので、そのメッセージには矛盾した内容が含まれているが、それらを一々あげつらうことは許されていない。
彼はまだ真理の様々な事案に通じていないので、まず最初にそれらを習得しなければ

ならない。
それにもかかわらず彼のメッセージは主要な点では極めて真理に忠実であり、喜びを

喚起するものだ。
彼は自分の集団と自分自身の安全を守るために、ある事柄については不明確で当を

得ない内容、つまり誤った内容を伝えているが、それは完全に許容し得る。
滞在場所に関する彼の報告も正しくないが、それは彼が獲得した真理の愛を傷つけるものではない。
それは、彼と彼の集団の安全を図るために、カマゴール一派と対立関係に入らないための方便である。
我々はあらゆる方法を駆使したが、彼の居所を突き止めることができなかった。
おそらく彼と彼の集団は何らかの事情により安全措置に関する非常に高度で貴重な知識を手に入れ、それを利用して、我々が手を尽くしても突き止められないようにしたのだろう。
が、それに大した意味はない。

なぜならこの種の事象は、何らかのグループが暴力支配から離脱して真理の道を求めようとする時に、しばしば起こることだからである。
したがってアルセアクとその集団は非常に遠く離れた銀河系か、あるいはカマゴールが絶対に到達できない別の次元にいるかもしれない
しかし彼らは自分たちの使命を果たすことはできる。

なぜなら、彼らの意識的そして技術的な可能性をもってすれば、時空のあらゆる距離を超えることが可能だからである。
以上が、君に説明しなければならなかった事案の最新の状況だ。
(ビリー)

:クウェッツァル,それは私にとってどんな物質的財産よりも価値があることだよ。

つまり君の説明によると、アルセアクはギゼ-知的生命体から離脱して独立したということだな。

それは本当に喜ばしい。

ただ残念なのは、君たちがそれをもっと早く突き止めてくれなかったことだ。

セムヤーセのこれまで乏しい情報から、遺憾にも私は彼についてあまり良くないイメージを作り上げていた。
(クウェッツァル)
それはわかっている。

だが我々は君や他の関係者らに、アルセアクがギゼー知的生命体に関与すると知ら
しめることができなかったのだ。
しかしいまは我々ももう少し事情を把握しているので、これまで明らかになった事実を君に伝えることができる。
ただし一言付け加えておくが、それにもかかわらずアルセアク別名アシュタール·シェラン等々に関する不確実要因が残っている、つまり彼らの現在の行動形態の裏に策謀や不正が何も潜んでいないとは、確実に断言できないのだ。
アシュタール·シェランの考え方の変化は、幾つかの謎を投げかけているのだ。
(ビリー:)

それはわかる。

アルセアクかアシュタール·シェランか、どちらが本名であるにせよ、彼に対する我々の
評価がおそらく間違っていたのは、きっと私自身のせいだと思う。

セムヤーセにしても何もできなかったと思う。

というのも、当時私自身が彼女にひっきりなしに説明な求めていたからだ。

だがそれでも彼女は私に言ってくれてもよかったのではないだろうか。

自分の報告はまだ完全ではなく、さらには疑わしいかもしれないと。
(クウェッツァル)

君の言うのはもっともだ。

だが我々もしばしば誤りを犯すし、アシュタール·シェランに関する

現在の推測も誤りであるかもしれないのだ。
それでは元気で。
(ビリー)
さようなら。本当にありがとう。

 

オリノです。

ここまでの内容では、アシュタールことアルセアクが改心したかのような印象を受けるが、後にそれは誤りであることが判明する。

続きます。