sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

乗り越えるべき壁・・・カルト宗教・救済教義・盲目的信仰11

人生と創造の会オリノです。

 

引き続き悪魔の存在が何を意味するかという話です。

 

仮想宗教者B「ちょっと待ってください。

                        あなたの話には重要なことが抜けてます。」

 

オリノ   「何か足りませんか?」

 

仮想宗教者B「あなたは人間的な論理、理性で判断しているだけです。

      しかし神の考え、計画は、堕落した罪人である人間の理解を

      超えています。

      神は私たち一人一人を知っています。

      そして愛してくださっています。

      だから私たちは神を信じなければなりません。

      今は理解できなくても神には神の理由があるのです。

      あなたはもっと神を知り、信頼すべきです。」

 

仮想哲学者A「ププッ(笑)、もう切り札を使うとはよほど苦しいんだな。」

 

仮想宗教者B「何か言いましたか(怒)!」

 

仮想哲学者A「もう追い詰められて”神の味噌汁”(神のみぞ知る)が出たな。

      と言ったんだよ(怒)。」

 

オリノ   「まあまあお二人さん、落ち着いて。」

 

二人    「おっ、いかんいかん。」

 

オリノ   「見事にシンクロしたところで話に戻りましょう。

      その前にひとつ再確認して欲しいのですが。

      先ほどBさんは私に、”あなたはもっと神を知り、

                        信頼すべきです。”

      と言いましたが、それは逆です。

      私はキリスト教の人格神崇拝と救済教義にたいして、

      創造主を曲解し、矮小化し、冒涜したものだ。

      と言っているのですから、私の創造主観がおかしいというのなら

      こう言うべきです。

 

        ”あなたは神(創造主)を過大評価しており、

                        過剰に信頼している。”

      ”神(創造主)はそんなにたいそうな物じゃない。”

 

      そう言われたならわかりますが、

      ”あなたはもっと神を知り、信頼すべきです。”

      と言われるのは的外れです。よろしいですか?」

 

仮想宗教者B「何なんでしょうか、この今まで味わったことのない

                         奇妙な感覚は。

      そして何なんでしょう、この忌々しさは。」

 

仮想哲学者A「そうか?俺は楽しいよ(笑)。」

 

オリノ   「では、まとめます。

 

       ⑴天使長ルシファーの堕落、サタン・悪魔の誕生について

      【前提条件】

       『創造主は全知全能・完全・永遠・遍在・無謬な

                         霊的存在である。』

 

      ならば結論は

      悪魔の堕落と反逆は創造主の予定内・想定内のできごとである。

      悪魔は創造主の意図・計画に組み込まれている。』

      または

       『悪魔は人間の空想物であり、架空の存在である。』

 

      この件はここまでにしておきましょう。

      検討すべきことはまだありますから次に行きましょう。

 

      ⑵悪魔の誘惑と人間の堕落について

 

      エデンの園に人間が創造された。

      人間は自由に園内の木の実を食べることを神に許されていた。

      唯一、善悪知る木の実だけは禁忌とされていたが、

      悪魔にそそのかされ食べてしまう。

      神との約束を破った人間は、自分が裸であることを恥じ、

      罪の意識から神を恐れるようになった。

      この時からすべての人間は原罪を宿して生まれることになった。

      そして永遠の命はなくなり、死を免れなくなった。

             

      【前提条件】

      ⑴創造主は全知全能・完全・永遠・遍在・無謬な

                        霊的存在である。

 

      (2A)悪魔の堕落と反逆は創造主の予定内・想定内の

                        できごとである。

      悪魔は創造主の意図・計画に組み込まれている。

      または

      (2B)悪魔は人間の空想物であり、架空の存在である。

 

      この件を考える時、悪魔については2Aの予定説か2Bの

                        悪魔創作説をもとに考える必要がある。

                        自由意志説は論外である。

      よって二つの仮定と結論が出てくる。

 

      【予定説】

      悪魔が人間をそそのかし、堕落させ、原罪を負うようにしたのは

      創造主の意図・計画に沿ったもの、想定内のものである。

 

      【予定説からの結論】

      ここまでの状況から次の結論が得られる。

      創造主の意図・計画とは、悪魔を使い人間を堕落させ原罪を

      負わせることであった。

      すべてが予定通りである。

        

      【悪魔創作説】

      悪魔は人間の空想物なのだから、この話も人間の作り話である。

 

      【悪魔創作説からの結論】

        エデンの園の神話も人間の作り話である。

      悪魔も存在しないし、堕落も原罪も人間が考えたものだ。

      この話は創造主と無関係である。

 

      以上です。」

 

次回に続く