sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

真の自己である霊と、私という人間3

人生と創造の会オリノです。

 

~あたりまえの向こう側~

 

 

では、前回の続きです。

たまたま検索の結果このページに出くわした人のために説明しますと、

上の画像は小学校でする磁石と砂鉄を使った実験の画像です。

様子から白い厚紙のようなものの向こう側に磁石があり、厚紙の上に

砂鉄を振り撒いたものでしょう。

そうするとご存じの通りこんな模様が現れますね。

これが小麦粉や、砂鉄のように黒い炭の粉を撒いてもこんな模様には

なりません。

あたりまえですね。

あたりまえ体操なくらいあたりまえです。

COWCOWさんです。

今はコロナ対策の啓蒙動画「あたりまえ対策」を出してます。

興味ある方はこのブログを読んでから検索してくださいね。

 

DSMM(脱線すまん、元に戻る)

 

じゃあ、どうしてそのような模様ができるのかもう一度考えてみましょう。

子どものように純粋に、そして刑事のように執拗に、

限界まで考えてみましょう。

 

・・・・思考中・・・・

 

はい。

皆さんが真面目に考えたという態(てい)で進めましょう。

答えはほとんどの皆さんが考えた通り、磁石の発する磁力線

に砂鉄が引きつけられて、磁力線をなぞるような模様を形成

しているのです。

大学で理系に進み仕事も技術者をしている人なら、さらに専門的な

答えをされていたでしょう。

いわゆる電磁気学という分野の最も基礎的なことなわけですから。

私みたいな理系音痴にとっては中学校レベルの説明をすることが

精一杯です。

きっと私と数学や物理の間には強い斥力(反発力)が作用しているに

違いありません。(言い訳)

 

HM(話を戻して)

この電磁気学の諸法則を発見し、確立し、発展させてきた先人たちの

お陰で、私たちの生活もとても便利で快適になってきました。

電磁気学の諸法則を利用した小さなモーターから発電所、洗濯機や

スマホ人工衛星まで、数えたらきりがないほどの物が私たちの周りに

溢れ、欠かせないものとなっているのです。

それらは先人の業績を引き継いだ学者が、発展させつづけ、実生活に

応用することで私たちが享受できるようになったのですから、本当に

ありがたいことなのです。

本当にそう思っています・・・・思っているのですが・・・

こんな理系音痴の人が言えることではないのですが、言わせてください。

 

よろしいでしょうか。

今からとてもややこしいことを言います。

いったいどうして鉄は磁石にくっつくという現象が起きるのでしょう?

なんでまた同じことを、と思われるでしょうが、

今回はさっきとは違う方向・意味で言っているのです。

どうゆうことか説明しますと、「鶏(法則)と卵(現象)」どちらが先か?

ということです。

二つの考え方があります。

 

①”鉄が磁石にくっつく”という現象に一定の形式・パターンが有り、それを

数式によって表すこともできるので法則と呼んでいる。

それとも

②”鉄が磁石にくっつく”という法則があり続けているから”鉄が磁石にくっつく”

という現象が起きる。

 

①について。

この考えはとても”あたりまえ”なことで、”鉄が磁石にくっつく”という身近な

出来事や現象はこれによって説明できるのでそれで十分です。

それで99%の人はOKなのですが、まれにそれ以上の説明を子供のように

知りたがる人がいます。

①の説明が言っていることは、膨大な観察と実験の結果から一定の規則性が

あることが分かったので、それを法則(仮に)と呼ぶことにしたということです。

つまり、方便として法則と言っているのか、それとも物質宇宙を創り出した

諸法則の一つを発見したのか、ということは考えられていません。

あくまでも目に見える現象(磁石と鉄がくっつくこと)に規則性があることが

解かりましたというだけです。

 

それに対して②は①よりも広く深い意味を持ちます。

①が単に法則みたいなものがあるようだ。と言っているのに対して、

②は物質宇宙を創り出した諸法則が厳然としてあり、あらゆる現象は

法則に則った形で現れる。

ということです。

 

そしてこれからが深イイ話になるのです。

 

この宇宙の法則は、この宇宙の中のすべての時間と空間で有効です。

日本でもアメリカでも南極でも火星でもαケンタウリでもアンドロメダ銀河でも

まだ未発見の銀河でも同じく有効です。

さらに太古の宇宙でも未来の宇宙でも有効であり、ビッグバン開始時の特異点

ではすべての物理法則が無効だと推測されていますが、これら諸法則が

その後の展開を実現したのですから、最初からあったはずです。

そして宇宙の法則の凄いところは、他の法則と調和し完璧に機能していることです。

人間が作った法律はよく他の法律と矛盾したり、しょっちゅう破られますが、

宇宙の法則はすべてのものを完全にコントロールしており、違反すること自体が

不可能だということです。

つまりこの宇宙の中にあるすべての物質・エネルギー・存在は、法則に準じた

状態でしか存在できないということにもなります。

さらに考えを進めると、「奇跡」という言葉の意味も変わってきます。

すべての現象は法則に則ったものならば、「奇跡」のような出来事も、未解明の

法則が起こした現象か、見間違いか幻覚ということになります。

 

現在、私たちが公式に法則として認めているもののほとんどは、厳密に言えば仮説の

段階にあって今後も修正されてゆくものと思われます。

中には天動説がひっくり返って地動説になったような大きな転換があるかもしれません。

だからといってそれが法則の不在を意味しているのではなく、そのような誤りは

真実を知るための不可避で不可欠なプロセスだということです。

いずれにせよ、私たち人間には皮肉なことに、目に見えるものより目に見えないもの

のほうに重要なことが潜んでいることがお分かりいただけたと思います。

 

どうです?

レバーを前に倒して「深い~!」ってなりませんか?

それとも当たり前すぎて「う~ん」でしょうか?

 

それとも、こんな疑問が湧いてきたんじゃないですか?

「じゃあ、法則はどこから来たの?」

 

そんな疑問にも「霊の教え」は答えてくれます。

次回に続く