エホバの後継者4
コンタクト記録第5巻
第36回会見1975年10月20日より
(セムヤーセ)
かつてのドイツ帝国総統アドルフ·ヒトラーのことですか?
(ビリー:)
そのとおりだ。
(セムヤーセ)
それについてはわずかなデータしか伝えることが許されないのですが、あなたには
とても興味深いと思います。
アドルフ·ヒトラーは非常に多くの面で天才でした。
彼の知識は、芸術や技術の極めて多様な分野から、いろいろな科学,そして暗示力の
利用法にまで及んでいます。
彼の内部形態は、非常に価値の高い生命体の生まれ変わりでした。
でも彼は高度に発達した霊の持ち主ではなく、悟性と理性の人であり、全地球の政治と
経済、そしてすべての国家をある肯定的な方向へと導いて、世界と人類の平和な
統合世界を創り出すように定められていました。
彼はこの目的のために訓練され、その生地に転生したのです。
彼は、肯定的な強制的非強制によって地球に新しい衣を着せて、新たな発達形態を
もたらすべき定めにありました。
これは非常に厳しく統制および監視されました。
でも結局あらゆる努力は無駄に終わり、彼は自分の使命を求められたような形で
果たすことができませんでした。
ギゼー知的生命体は、トゥーレ協会の当時の責任者および同協会のメンバーで
千里眼のハヌッセン一世(下にリンクあり)を通じて、アドルフ·ヒトラーという存在を手中に収め、自分たちの陰険で邪悪な目的のために彼を利用することに成功しました。
ヒトラーはそれに抵抗しなかったのですが、それは彼自身のうちに狂気じみた権力欲
が燃え上がったからです。
このような企みのほかにも数え切れないほどの人材が、ギゼー知的生命体の手に
落ちた地球人という形で、その意識を操られて狭小な領域に押し込まれたのですが、
ヒトラーもまたその影響に抗うことができませんでした。
こうしてやがて彼は、自分自身の定めに反して行動するように、そしてその定めに
合致しないことをなすように強いられたのです。
(ビリー:)
私もだいたいそのように考えていた。ヒトラーはごく普通の人間であって、狂気に
とりつかれた支配欲の亡者ではなかったという考え方には、どうにも納得できな
かったのだ。
戦時中はずっと,ヒトラーのすべての行為や行動、そして新聞やラジオの演説から
露呈される彼の思考過程に関心を寄せ、時にはスファートの助けを借りて追っていたが、それは戦争中のこの男の一般的イメージと相容れなかった。
スファートもそれを指摘してくれたのだが。
(セムヤーセ)
アドルフ·ヒトラーは権力の狂気に負け、そのうえギゼー知的生命体にあくどく利用され
たのです。
これには旧トゥーレ協会も少なからず関与していました。
でもこれは、新しく結成された同名のトゥーレ協会には、受け継がれていません。
(ビリー:)
それは前にも聞いた。
君は一度、アシュタール·シェランとかいう男との関連で、トゥーレ協会の話を
したことがある。
君の説明によると、このシェランはある小説風の書物も伝えており、それには
シェランの一味はおよそ三千五百年前に、かのモーゼをビームシップに乗せた
ことがあると、書かれているというじゃないか。そしてモーゼはこの一味から十戒を
手渡されたという。
さらにこのシェランは、「ファティマ」の事件も彼の一味が仕組んだものだと主張して
いるそうだね。
君はこの事件に関して幾つか示唆してくれたが、明確な言い方はしなかった。
この事件については君たちも正確なところを知らなかったからだ。
だが、君はこの真相が明らかになったら私に教えてくれると約束した。
そこで私が知りたいのは、当時ドイツにあったトゥーレ協会はシェラン一味と何らかの
関係があるのか,また彼らはギゼー知的生命体と関係しているのかということだ。
(セムヤーセ)
あなたのまさにその質問の内容を、今日私は説明しようと思っていたのです。
困難な調査と監視を続けた結果、ほんの数日前にアシュタール·シェランが実在することが明らかになりました。
私たちがその男のことをなかなか突き止められなかったのは、偽名に隠れていたからです。
男の本名は「アルセアク」、ただしそれは一続きの長い名前の一部です。
彼は、最高位のギゼ-知的生命体の従兄弟に当たります。
彼はこの最高位からの指令を受けてドイツの旧トゥーレ協会を統制し、テレパシーで二つの強烈な要因を送り込んでいました。
さらにこれをテレノティーによっても伝え、トゥーレ協会の多くの会員や外部の様々
なグループに影響を与えました。
その中には、アシュタール·シェランから偽のメッセージを受け取った者も含まれていました。
これに関するシェランの策謀は現在も続いており、将来も続くでしょう。
でもそれは新しく設立されたトゥーレ協会とは関係ありません。
(ビリー)
:いろいろわかったが、君はいま耳慣れない言葉を使った。「テレノティーによっても」と言ったが,それはなんだい?
(セムヤーセ)
テレノーゼまたはテレノティーのことですよ。
(ビリー)
皆目見当がつかない。本当に知らないのだ。そんな言葉は一度も聞いたことがない。
(セムヤーセ)
催眠術は知っていますね。
その原理は視覚や聴覚に影響を与えることにあり、それを基盤としています。
催眠術と異なり、テレノーゼは視覚や聴覚の影響を必要とせず、ある種の高周波振動
だけを使います。
それは人間の耳には聞こえず、その他の感覚でも認知できないもので、高度技術装置
や計器によって伝達されます。
たとえばラジオ、電話,無線、テレビ、その他の通信伝達機器です。
インパルステレパシーもこれに属しています。
(中略)
(ビリー)
それよりもモーゼとファティマの件がシェランとどう関係するのか、聞かせてもらいたい。
それについて君はまだ話していないから。
(セムヤーセ)
確かにまだ話していません。
ファティマの件は実際この知的生命体の仕業です。
その他多くの類似の事件も。私たちがこれまでに把握しているのは、ギゼ-知的生命体がこれらすべての事件に関係し、すべてがアシュタール·シェランによって、またはその命令によって実行されたということです。
これはほんの数日前,彼に関する幾つかの秘密を探り当てることができてわかったのです。
モーゼの件については、前に説明したのとは少し異なります。
というのは十戒は、本当は十二戒でしたが、ビームシップの中で与えられたのではなく、実際に聖書に伝えられている場所で与えられたのです。
この件で実際に起きたとおりの真理が伝わっているのは、事件の場所に関してだけです。
(ビリー:)
それは信用していいのだね?
(セムヤーセ)
はい、絶対に確かです。
トゥーレ協会についてWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E5%8D%94%E4%BC%9A
続く