ビリー・マイヤーのコンタクト事件を再検証する。(5)
改めて以下の記事を読まれる方に明示します。
これら一連の文章は、あくまでも筆者はビリー・マイヤー氏のコンタクト事件が真実であるとする見解を支持しているが、
まだ十分な説明を得ていないために、疑念を抱いている方向けに、「もしも,ビリー・マイヤー氏のコンタクト事件が捏造ならば、辻褄の合わないことがある。」ことを、筆者独自の考えで、説明しようとするものです。誤解無きようにお願い致します。
アダムスキーの模倣者、コンタクティー詐欺師の動機・目的は以下のとおりである。
A)金銭
B)虚栄心
C)権力
D)狂気
彼らがそのような犯行に及ぶ動機・目的は上の4つで説明がつく。
ただし、人によってそれぞれの含まれる割合が違うだけだ。
少し毛色は違うが、死刑となったオウムの教祖もこの4要素をよく体現している。
そして平凡な人間である私たちも、それに憑りつかれると、自分と人生を危うくしてしまう。
さて、前回の記事にて、マイヤー氏が世間一般で言われているようなコンタクティー詐欺師であるならば、単独犯では成り立たないことが理解できたと思う。
当時のマイヤー氏は夜間の警備員をしており、その賃金と年金が収入であり、お世辞にも裕福とはいえない状況、むしろカツカツであったようだ。
そのような状況にあったマイヤー氏がコンタクティー詐欺で一攫千金を計画しても、外部から資金と人材の援助が無ければ絵に描いた餅に終わる。
だが、マイヤー氏がそれを実行できたということは、二つの可能性がある。
①マイヤー氏が主犯であり、そこに援助・協力者が現れた。
②実は表に出ない主犯・黒幕がいて、マイヤー氏を利用した。
どちらにしても、援助者もしくは黒幕である主犯は事件が知れ渡ったのを機に、投下資金と利益を回収しなくてはならない。
どうやってするのか?
考えられるのは
❶写真や映像、本、TV番組の使用料・放映権・著作権・出演料等
❷マイヤー氏の教祖化、神聖化、教団ビジネス
❸地域をUFO・異星人飛来地として宣伝し、観光客の誘致と観光業
しかし、事実はおかしなことになっている。
大金を投じて制作されたUFO写真は二束三文で譲られている。
画像・映像の無断使用はマイヤー氏の権利を侵害するものであるが、支払いを求めたり、訴訟をおこすこともない。
また近年、マイヤー氏がメディアの前にでなくなると、教祖化・カルト化したという噂が流れたが、それこそ根も葉もないことだ。
たしかにマイヤー氏が中心となり、FIGU(境界科学と精神科学、UFO研究の自主共同体)を設立している。
そして、マイヤー氏は真理の仲介者、霊の教えの教師、真理を広める現代の預言者という立場であると同時に、単なる一会員であり、会の運営に対して権力を振るうようなことはできない。
FIGUの運営は9名の基幹メンバーの全員一致か多数決によって決められ、マイヤー氏は基幹メンバーでないため、この決定に関与できない。
またFIGUにおいては、【支配・権力・示威・暴力・威圧・脅迫・教派・教祖】的な思考・言動・行動は全て厳しく排除される。
全てが、創造の法則・掟・勧告、創造・霊・自然・生命の真理を基盤とし、それに合致する活動のみが認められる。
例え地球人でただ一人の会見者、現代の預言者であっても、独裁的に振る舞うことは会員資格の剥奪と排除を意味する。
そしてFIGUは、教派的布教活動をしてはならない。
誰にとっても有益な真理の知識でも、本人が進んで知ろうとしていない限り、強制的・一方的に真理に直面させること、いわば真理の押し売りは禁じられている。
さらにFIGUでは、真理及び関連する事柄を商売等に悪用し、不当な利益を得ることも禁止であり、排除される。
過去にはマイヤー氏から得た情報・知識を悪用し、高額なセミナー等を開き、不当な利益を稼ぐ輩もいたが、除名されている。
❸は触れる必要もないだろう。
現状では、❶❷❸とも確認できないのは、なぜだろうか。
もうお分かりだろう、これほど捏造論は根拠に乏しく、不可能である、
すべて真実であり、マイヤー氏は事実を述べているとしか考えられない。
そう考えることによってしか、辻褄が合わない。
マイヤー氏は困難な仕事を成し遂げ、自らの責任を果たした。
そして、誹謗中傷も覚悟のうえで、世界に向けて真実を語った。
彼は、彼の義務を全てやり終えた。
後は地球人が、彼の残すものをどのように評価し、学び、育むかである。
その責任はマイヤー氏ではなく、私たちにある。
そう考えれば、彼がしてきたこと、現在の静かな生活も理にかなっている。
最後にYOUTUBEにあった2013年のインタビューを貼っておきます。