プレアデス/プレヤール人から地球人類へのメッセージ1
「宇宙の深遠より」348~357P
地球外生命体から地球人類へのメッセージ
プレアデス/プレヤール人からのメッセージはそもそも、彼らと私たち人類の
歴史と過去に起因するものであり、そのため彼らは我々に助言を与え
私たちを間接的に援助する義務を感じている。
あからさまな援助は、指令によって禁じられているため許されないのだという。
地球人類の歴史と過去については本書の最初の方ですでに詳細に記したので、
これ以上の説明は必要ないだろう。
また、宇宙の深遠からの新参者らが地球にもたらしたものは残念ながら
良いことや高度の進歩ばかりでなく、惑い、争い、間違った生活様式、
宗教という形態の間違った哲学やイデオロギー、創造と自然の法則と掟の
無視など極めて多くの害悪をも彼らがもたらしたことはつとに知られている。
残念なことに当時も、このような多くの弊害や害悪などを地球の人間が
好んで受け入れそれに従ったため、最悪の堕落へと急激に陥り、
そこからさらに邪宗や様々な退廃がますますはびこるようになった。
実際、瞬く間に、ありとあらゆる虚偽と破壊が意気揚々と喜々として
無責任に到来し、その状態は今日に至るまで依然として続いている。
今日の地球人類の系譜をたどればやはりそこに行き着くのだが、
やはり太古の祖先の直系子孫と自らを見なしているプレアデス/プレヤール人は、
五万二千年このかた彼らの故郷の惑星で極めて平和に暮らしている。
だが彼らは太古の祖先との絆を強く感じており、
三十八万九千年も前にさかのぼる独裁的で無責任な祖先の行為が、
当時の地球にある種の出来事を引き起こしたことや地球人類を
誤った方向に導いたことに対して、連帯責任を感じているのだ。
この連帯責任感から彼らは自主的に義務の履行を引き受け、
私を仲介として、かつては創造と自然の原則と法則と掟に従って
生活していた地球人類に、再び創造と自然に基づく生活を示そうとした。
さらに、一人一人の人間が自分の生命に対してだけでなく、隣人に対して、
そして言うまでもなく惑星や動物と植物をすべてひっくるめた環境全体に対して
大きな責任を担い、それを尊重し、責任を果たすべきだと教えることも
この任務に含まれる。
プレアデス/プレヤール人の義務はまた、ノコデミオン·ヘノク霊形態のミッションに
協力して、末裔民族を創造と自然の法則の道へと戻すことを、
霊水準アラハト·アテルザータの最高法院を介して約束したことに基づいている。
そうすれば地球に住む彼らの末裔も、ゾル太陽系の輝く宝石と呼ばれる
この美しき青き惑星で、再び平和と愛と調和のうちに生活できるというものだ。
人間はこの惑星をますます破壊し、破滅に追いやってはいるものの。
プレアデス/プレヤール人から地球人類へのメッセージの要点は
次のようなものである。
一)地球人類とその起源の歴史と過去についての一連の事実を伝えることによって、
いかにしてすべての害悪が生じ、人間が神として人種や民族の上に君臨し、
一般民衆をイデオロギー的宗教の虜とするに至ったかということを、
惑わされた者たちに説明する。
言うまでもなく偶像や聖者そして様々な宗教的カルトも、そこから発生した
ものである。
二)天国と地獄は宗教が主張するような形で存在するのではなく、人間の内部の
心·意識状態だということを地球人類に教える。
三)全宇宙を通じて唯一創造だけがあり、創造の神々などは決して存在しないことを
地球人類に教える。
そしてこの創造のみがすべての創造、被造物を創り出す力であり、それ以外の
力は存在しない。
創造自体の寿命は八千三百京年であり、それを経て原初創造へと進化する。
四)地球人類に、霊の教えをもたらす。これには多くの創造と自然の法則と掟と原則、
そして意識の進化に関して知るべき多くのことが含まれる。
五)人間は六百億ないし八百億年の転生周期に従って生きており、したがって繰り返し
多様に生まれ変わりながら進化を進め、いつの日か創造に入り創造と一体となる
ことを地球人類に教える。
注)人間の霊は上の期間の後は純粋霊の期間、
アラハト・アテルザータ領域へ移行する。
六)すべての人間的生命形態は、一つの極めて小さな創造霊によって生命を
与えられており、それは進化するもので、物質的意識と連動して生命の原動力と
なることを地球人類に教える。
七)地球に適した人口について地球人類に教える(原注:人口過剰問題だけでなく、
人間の生命、動植物、環境、人間の態度や道徳に関連するその他多くの事柄を
教える。
そこにはさらに人間の生命と人間自体、人間の内外両面の本当の自由、
愛と調和、隣人愛、知識と英知、真理とあらゆる責任形態に関する事柄も
含まれる)
すべての人間,家族、人種、民族、国家はそれぞれ自ら手に入れた運命に従って
生きている。
それゆえ、すべての地球人類は他からの助けなしに自力だけの努力と責任のもと、
悟性と理性をもって自ら進化し、創造と自然の法則と掟に従った正しい道をたどらな
ければならない。
それに際して地球外生命体は、直接な形で援助することはできない。
インパルス·テレパシーからの情報を通じて地球人類が受け取る助言や指針は
計り知れないほど大きいのだが、それは間接的な形にすぎず、またそれを
受け取る者たちに受け取った自覚がないため、自分の機転で発見したと
思い込んでしまう。
もし地球外生命体が指令に縛られることなく公然と地球人類を援助したとしても、
まず第一に地球人類は習得の仕方がわからないから何も習得できず、
そのため遅かれ早かれ逆戻りしてしまうだろう。
第二に地球外生命体が再び神として敬われ、それを通じてまた新しい宗教や
セクトなどが生まれることになるだろうから、それは進化の意義にそぐわない。
大昔から地球人類は常に地球外生命体を神と見なし崇拝してきたところから、
それにそそのかされた地球外生命体が自らを神に祭り上げたのだが、
この件についてプレアデス/プレヤール人は地球人類に一度徹底的に知らしめる
責任を感じたわけだ。
だがそれによって地球人類は自分自身を明確に把握することになるので、
地球人類はようやく自分に敬意を払えるようになり、自分が何者であるか実際に
知ることになる。
つまり彼らは、一個の生命形態であり、あらゆる意味で自立し、思考や行動や感情の
すべてに自分で責任を持つべきなのだ。
彼らの上に神はいない 。
マリオネットのように上から操って動かし、気分のおもむくままに褒めたり罰したり、
あるいは残虐に殺戮する神はいないのである。
そして地球外生命体もまた、地球人類をありのままに見つめ、自分たちと同様に
同じ創造から生まれた人間だと見なそうと努力している。
つまり、技術的な発達からみるとざっと八千年、意識の面では二千万から三千万年
ほど地球人より進歩しているにもかかわらず、彼らも同じ創造と自然の法則と掟の
もとにあり、同じように苦しみ、悲しみ、そして喜びや調和を知る人間であると
見なそうと努力を重ねているのだ。
続く