予告、預言される地球人類の未来6
今回で最後です。
さらに言及すべき重要な点は、女性について、そして男性と比較した女性の将来的
地位についてである。
はるか な昔、完全に同権の下に置かれた男性と女性が共に活動し働いていた頃と
同じように、女性は遠い将来において、男性世界の中でかつての本来の地位を取り戻し、まったく同等および同格にすべての義務と任務と労働を、男性と女性の共同社会の中でこなしていく,。
遠い昔そうであったように、遠い将来においてもまた、女性が子供を得れば、まず第一に育児と育成に専念しなければならない。
そしてまた家事に従事する。
一方の男性はずっと昔からしているように、男性の身体的特質などに適した、昔から
割り当てられている役割に力を注ぐ。
さらに述べると、現代幅を利かせている女性解放運動や女性のキャリア志向は、遠い
将来には再び衰退し、男女間の平等と同権に場を譲ることになろう。
それによって男性と女性は昔のように再びすべてを共同かつ平等に行うようになり、
ビジネスや管理行政などの面で男性と女性のどちらが高い地位や権力を得るかといった、今日よく見受けられる事態も影を潜めるだろう。
極めて重視すべきは、地球の疾病や疫病については、将来非常に多くの否定的な
ことが起こるという事実である。
そのため各個人は、病気にかかっているかどうかわからない人間との身体的接触を避け、特別に注意深く衛生面に配慮しなければならない 。
まったく無害と言われる病気や感染症でさえ、未来にはもっと重い病気や、それどころか後には不治の病気につながることもあるので、この件について特別な注意が必要である。
動物に触れたり身体的に接触することも同様に注意すべきだ。
疾病や疫病が人間に感染する危険があるからだ。
それは特に動物性食品を摂取したり、動物の排泄物、例えば糞、唾液、血液、毛などからウイルスやバクテリアを移されることによるもので致死的な疾病や疫病が引き起こされることがある。
この理由だけでも、絶対に人間の住居で動物を飼育してはならず、たとえ短時間でも
その立ち入りを許すべきではないことが明ら,かだろう。
続いて、プレアデス/プレヤール人と古代リラ人に関する事実に言及する。
古代リラ人の末裔であるプレアデス/プレヤール人は、シリウス知性体との交流、または
かつての生みの親ないし支配者の今日の後裔との接触を、それが良いものであれ悪い
ものであれ一切絶つことになるだろう。
そのような接触は現在も、また近い将来も予定されていない。
だがそれにもかかわらずこれら二つの系統はいずれ一緒になるのだが、それは早くても
遺伝子操作が取り除かれた後である。
というのも、かつての生みの親ないし支配者の末裔はその時初めて、プレアデス人と
コンタクトをとるために十分な進化段階に達するからだ。
これはまたシリウス知性体にも当てはまる。
この民族はヘノク系統ではないまったく異なった人種に属し、血族関係はまったくない。
現在のプレアデス/プレヤール人や現在のリラ人、そして現在のダル宇宙の民族のうち
ヘノク·ノコデミオン系ないしノコデミオン·ヘノク系は、意識と霊の形態において非常に高度の発達を遂げた人間的生命体に属す。
地球人類やシリウス領域の住民、そして他世界の多種の人類など、進化が遅れた人間的
生命体とコンタクトすれば、その低い振動のため身の危険にさらされる。
そのうえそのようなコンタクトは、法的にも禁じられている。
そのように進化の遅れた者たちとコンタクトをとって何らかの形で介入すれば、
彼ら自身の進化をひどく妨げることになるからだ。
人間は生命体としてそれぞれ自らの力で進化しなければならず、上位の生命体からは、
その場合、インパルスを通じた認識や情報の伝達のみ許容される。
しかも受け取る側がそれと気づかないように伝える必要があり、またその方で、程度の
低い進化段階の許容範囲を超えるような認識や可能性を与えてはならないことになって
いる。
プレアデス人がシリウス領域やその他の地域に住むかつての生みの親ないし支配者の
末裔や、本来のシリウス知性体と接触を絶とうとする理由もそこにある。
遠い昔に地球に渡来した古代リラ人が、すでに何度も述べたように、やはり外部から
渡来した地球人と一緒にこの地で活動を始めるに際して、その時期が慎重に選ばれた。
好意的であれ敵対的であれとにかく生みの親ないし支配者や、または彼らの末裔が、
ゾル太陽系ひいては地球にいない時期、またはすでに引き揚げてしまった時期を
選んだのだ。
古代リラ人は、また後にはプレアデス/プレヤール人もそうだが、生みの親ないし支配者や彼らの末裔と出くわさないように常に留意した。
というのは、彼らは自らの道を歩もうとしたからであり、また世界観の相違から、別の
ヘノク系民族との戦闘行為に、やむな得ず巻き込まれたかもしれなかったからであった。
そしてこれは結局、生みの親ないし支配者が、遺伝子操作人間を創るきっかけとなった
のだが、古代リラ人も、その後裔であるプレアデス/プレヤール人もこれを根底から
徹底的に非難した。
そのためにその後、シリウス領域に住むヘノク系民族やそれに劣らず悪質な純粋シリウス知性体との接触を、一切絶ったのである。
また古代リラ人もその進化に関しては、シリウス領域に住む他のヘノク系民族や本来の
シリウス知性体よりはるかに先んじていたので、彼らと接触すれば心身に危険を及ぼす
ため、その理由だけでも接触は問題外となったのである。
古代リラ人はまだかなり戦闘的かつ策略的だったが、意識と霊の面では進化が見られた。
例外的に暴力を講じて進化に順応しなかった者もいたが、そのため彼らはリラ·ヴェガ
領域を去らざるを得なくなってゾル太陽系に渡った。
だが古代リラ人の間にも好意的人間や進化した人間がいて、その人々が自らの犠牲を
払って亡命者らに同行し、引き続き彼らが人道に沿った道を歩み進化するよう教導したのだ。そして時が経つにつれそれは功を奏したが、
失敗に失敗を重ねた末のことだった。
この古代リラ人もまた、過去にシリウス領域から来た生みの親ないし支配者の後裔が
行ったように地球人類と混ざり合った。
そのため古代リラ·ヴェガ人の後裔も遺伝子操作の問題に直面し、地球上の他の人類と
同じようにその弊害を被った。
これは比較的短い期間ですべてを席巻し、早くも三千年後には遺伝子操作の影響を
受け継いでいない人間は地球上にただ一人としていなかった。
この弊害は、十四万四千二百十人の指譐者と下級指導者、そして亡命者らに霊の教え
をもたらすため自ら進んで犠牲になった非常に肯定的な霊的指導者にも、さらに他の
数百万の一般民衆にも及ぼされた。
そのため地球上ではそれ以降、否定的にせよ肯定的にせよこの変性退化の遺伝を
受け継いでいない人間は一人もいなくなったのである。
ただその構成に応じて平衡のとれ方が各自異なっているが、肯定的にせよ否定的にせよ
その変性退化はしばしば表面に浮上する。
古代リラ·ヴェガ人は、ある意味ではすでに高度に進化していたのだが、創造と自然の
法則への従属性に欠けるきらいがあり、そのため頻繁にそれに違反し、多くの災いを
引き起こした。
もっともそれは、故郷の世界からの亡命を余儀なくされた数百万人にのみ当てはまる
ことだが、地球上でも彼らは同じような行動をとり、生みの親ないし支配者の後裔が
興した宗教を奪い取って、地球人を虜にするため自らを「創造主なる神々」であると
賞揚した。
したがって古代リラ人は、「神なる創造主」や「創造主なる神々」を奉じる原始宗教の
そもそもの発明者ないし創始者ではなかった。
彼らは、破廉恥な生みの親ないし支配者の子孫を、これまた破廉恥に利用したに
すぎなかったのだ。
彼らは宗教伝説、宗教寓話、神話、創世伝説などを作り上げる一方、火星、マローナ
および地球に住むゾル太陽系人類の本来の起源をひた隠しにして過去に葬ることに
よって、それらの人類がいつの日かシリウス領域に戻ることがないように工作したのだ。
また他方では、遺伝子操作された者たちの間に宗教闘争や戦争を起こさせて自滅させ、
再び立ち上がって故郷の地に戻ることが決してないようにしたのである。
古代リラ·ヴェガ人は時が経つにつれその心がけを改め、霊の教え、すなわち創造と自然の法則と掟に従うようになった。
そのため民族全体としての進化が飛躍的に進み、自らを高揚させた。
そのことは彼らをますま 、用心深くざせ、生みの親ないし支配者の後裔やシリウス
知性体との接触を何としても避けようとした 。
そこで彼らは故郷の惑星の住民との間に平和協定を締結し、再び故郷の地に戻った
のだが、他のグループはプレアデス星座の向こう側にある異次元へと脱出した。
地球から約百五十光年離れたヒアデス星団の向こう側に新しい生息地を見つけた者
たちと同じように、この次元から離れたのだ。
さらに第三のグループは、我々の宇宙であるデルン宇宙を離れ、その双子宇宙の
片割れのダル宇宙に進入した。
その地でその民族は人口を増やし、他の多くの民族と共に大規模同盟を設立した。
それは我々の時空層からわずかにずれた位置にあり、その領域は、直径約七千万光年に
及ぶプレアデス/プレヤール人の同盟の場合とほぼ同様である。
ただしこの同盟の一部の惑星は、我々の時空層に位置している。
終わり
次回よりエノクの預言です。