sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

乗り越えるべき壁・・・創造主を詐称した神3

人生と創造の会オリノです。

 

スマホの方は画面を横長で見てください。

 

聖書の神である者、それは人格神である。

神と呼ばれる人格を持つ存在であり、人間に近い物質的生命体である。

この者は神聖なものでも全知全能でもない。

人間と同列に並ぶ被造物である。

 

オリノ   「神は創造主の威を借るキツネです。

      今風に言えば”なりすまし”です。

      自分も人間と同じように創造主に創られたことを知っていながら、

      自分こそ特別な者、偉大な者、優れた者、支配者であると思い上がり、

      挙句の果てには創造主を自称するまでになった傲慢な独裁者です。

      この狡猾なキツネは配下を引き連れ、原始的な人類が生息する世界

      にやってきたのです。

      そして自分がこの小さな世界の創造主・絶対者として君臨することを

      思いつき、不正で卑劣な方法を使い無知な人間を支配したのです。

      嘘の創造神話を人間に教え、崇拝を強要し、従わないものは滅ぼし、

      従順なものには愛の神の顔を見せ、戦争をけしかけ、忠誠を試すために

      息子を殺せと言い、頻繁に人間に命令し、二千年音沙汰もないツンデレ

      そして従順な下僕として生きた者は死後に天国へ入れてやるから快適、

      安楽な第二の人生が待っていると言い、そうでない者は永遠に地獄で

      劫火に焼かれろと恫喝するのだ。

      しかし創造主を詐称するキツネに、そのようなものを創る能力も無ければ

      そんな裁きをする権限も無いのは明らかである。

      第一、創造主である絶対者がそんな非論理を容認しない。

            

      悪魔のことを覚えているだろうか。

      最初に堕落して神に反逆した者だ。

      善なる神と悪魔の対立という構図が聖書の下地となっているのだが、

      私にはこの両者の違いがもう判らない。

      あなたは”自分こそ創造主だ”と嘘をつく者、人間を隷従させるために

      創造神話を捏造した者がいたなら、その者を善人だと思うか?

      誠実だと思うか?正義だと思うか?愛と慈悲だと思うか?

      そして全知全能なる創造主だと思うのか?

 

      悪魔より先に堕落していたのはこの神である。

      悪魔は人間に神の理不尽な支配から逃れる知恵を与えたために、

      憎まれたという解釈もできるのだ。

      なぜなら人間が善悪を知り、知恵を得たなら、神の正体とその不正に

      気づいてしまうからだ。

 

      神は創造主と比べようもないほど卑小で、不義なる者である。

      旧約聖書の物語は、人間と不当にもその上に居座った不正者との

      エピソードと伝説をまとめたものである。

      そして創造主というにはあまりにお粗末な神の実態を伝えるものである。

      しかし、人類のほとんどは神の見え透いた嘘を見抜けないままだ。

      威厳と荘厳さに満ちた絶対者と、卑劣な人間的存在は、

      遺憾にもひとつのものとされ、一貫性のない不条理なものに

      成り下がっている。

      人間は崇高なものと下劣なものの混合物を前に困惑するしかない。

      神がひどい異物であることが認識され、除去された時、

      私たちは真に偉大なるものを、ようやく認識し始めるのだ。」

            

次回に続く