sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

新しき人間観・人生観・世界観16

人生と創造の会オリノです。

 

引き続き第18回会見からです。

 

創造はすべての人間の中に創造そのものの一部として

存在しています。

この考えが一度でも人間の内面深く浸透して経験されると、

彼の中で恐れや疑いはすべて消え去ります。

創造が全知、全能であることを知ると、人間はその内面において

平穏と自信を獲得し、馬鹿げた想念や倒錯した感情に対する

抵抗力を得ます。

永遠に存続するものであり、尊厳および価値である創造の遍在、

真理、英知、能力および知識について繰り返し考えると、

人間の中で創造という言葉や名称は非常に意味豊かなものとなり、

その感情や考え方に変化を引き起こすのです。

人間の知性がこのような方向で働くようになればなるほど、

知性は明るい輝きを増し、人格は強くなり、その人生と活動の

すべてが祝福されるようになります。

明晰な意識をもって生きる人間は、創造的なるものが

自分の肉体を感じるよりはるかに現実であるという強い感覚を、

いつも新たに自らの内に生み出します。

このような感覚が霊に生きる人を絶えず支配しているのです。

そのような人の意識は創造的なものによって所有されるため、

その感覚は平和と強さと喜びに、知識と英知に、

そして真理と希望にあふれています。

物質的知性で思考する普通の人間が平和や幸福や強さを

手に入れるために講じるすべての手段は、常にまやかしに

すぎませんが、霊に生きる人を支配する感覚は創造の躍動的な

力によって脈動しています。

霊に生きる人はあらゆる点で非常に躍動的です。

そのような人は常にできるだけ速く目標を達成するよう努めます。

ですから彼は生きている限り時間を活かし、持てるすべての力を

発揮して創造的な能力へと向かうのです。

彼はこの企てを放棄することはありません。

時間の流れの中ではどのようなことでも起こり得ますが、

彼の中で創造的なものを求める欲求だけは決して消滅しません。

障害物に出くわしたり、不可欠な物質的事物への感性や愛好を

突然失うことがあっても、創造に対する感性や愛好が失われることは

決してありません。

なぜなら、彼は創造が真の実存在を体現していることを

知っているからです。

巨大な霊的および意識的な実を摘み取ることができるのは、

意識的および霊的な財産、前進、知識、真理、論理、英知、

そして愛を求めて戦う人々だけです。

なぜなら、これらのものが労せずして懐に転がり込むことはないからです。

最初の成果を達成できるためには、まず霊的知性で考えること、

つまり創造的に思考する方法を体得し、その絶対的な正しさと

確実さを認識することが必要です。

この最初の成果が現れると、認識する人は大きな前進を遂げ、

その霊と意識が拡大して力の因子となります。

そうして初めてすでに認識されている事実、知識、英知、論理、

真理および愛が自明のものとなるのです。

けれども、それらは最初に必死の努力によって獲得しなければなりません。

しかし、道はこの地点で果てるわけではありません。

さらなる探索と探求、さらなる発展と認識は限りない時間続くからです。

およそ可能なものはすべて時間の流れの中で起きるものであり、

人が決意しても果たせないことがあるでしょう。

しかし霊に生きる人は限界というものを知らず、何事が起きようと、

たとえ未来の見通しが悪くても、目標に固執するのです。

彼にとって未来はすでに現在に存在しています。

ですから、霊と意識の最高度の状態を達成するために、

すべてのことを今ここでなさなければならないのです。

彼は未来の不安も知らなければ、未来に対して不安を抱くことも

ありません。

なぜなら、不安というものは物質的知性で考える場合のみ存在する

ものであり、霊的知性によって思考する場合には決して存在しない

からです。

そのため霊に生きる人は明日や明後日の問題を、今ここで解決して、

望ましい軌道に導くことができるのです。

 

続く