sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

乗り越えるべき壁・・・カルト宗教・救済教義・盲目的信仰10

人生と創造の会オリノです。

スマホの方は画面を横長で見てください。

 

前回は衝撃的な言葉が飛び出しました。

宗教全般にある人格神と救済教義に対して、

私はこう言いました。

 

創造主を曲解し、矮小化し、冒涜したものだ.

 

かつて17世紀に汎神論を説いたスピノザに対してキリスト教権力が浴びせた

言葉と同じものです。

皮肉にもそれがブーメランとなって現在のキリスト教に命中することになるのです。

 

仮想哲学者A 「ブホッ!ゲホゲホ・・・おいおい、お茶吐いちゃったよ。」

 

仮想宗教者B 「あなたは自分が何を言ってるのかわかってるのですか!」

 

仮想哲学者A 「ハハハハハ、そう来るとはビックリだ。

       いい意味で裏切ってくれるじゃない。」

 

仮想宗教者B 「まさかそんなことを言われるとは想定外です。」

 

オリノ    「さすがに私もここまでズバリ言うことは滅多にあることでは

       ないのですが、お二人には大丈夫と判断して言いました。

 

       それでは教義に沿って反論していきます。

 

       【前提条件】 創造主は全知全能・完全・永遠・遍在・無謬な

             霊的存在である。

             

       ⑴天使長ルシファーの堕落、サタン・悪魔の誕生について

 

       いくつもの異名を持つ悪の象徴ともいえる存在である。

       本来は全ての天使を統べる天使長として創造された被造物であった

       が、創造主に対する嫉妬心を抱くようになり自分こそ創造主に

       相応しいと思い上がり、配下の天使を引き連れて反逆者になった

       と言われている。

 

       (この悪魔についての推測は後々に聖書の神について考えるときの

       伏線となるので覚えておいてください。)

 

       私たちがこの悪魔について推測・洞察をするなら三つの仮説を

       立てることになる。

 

       【仮説1】自由意志説

       創造主にとって悪魔の反逆は、その意図・計画に反する想定外

       のものである。

       悪魔は自由意志を与えられているために変節し、堕落し、

       反逆したのだが、すべては悪魔自身に非がある。

       またその反抗によって創造主の意図・計画が妨害・被害・

       遅延される。

 

       【想定される結論1】

       創造主はその意図・計画を実現する能力に欠ける。

       創造主は被造物の性質と自由意志が変化する可能性を

       認識できない。

       つまり創造主は全知全能ではない。

       であるなら創造主にあたるものは存在しない。

       よって前提から外れるために除外される。

 

       【仮説2】予定説

       創造主にとって悪魔の反逆は、その意図・計画に沿った

       想定内のものである。

       またその反抗によって創造主の意図・計画が妨害・被害・

       遅延されることはない。

 

       【想定される結論2】

       悪魔の反抗は創造主の意図・計画に従ったものである。

       悪魔は反逆者・裏切り者の役目を果たしている。

       つまり創造主の意図・計画は順当に進んでいる。

       この時点で創造主の全知全能を否定することはできない

 

       【仮説3】悪魔創作説

       この悪魔の伝承は人間の作り話の類である。

 

       【想定される結論3】

       悪魔は人間の創作である。

       人間の野蛮さ、愚かさの原因を悪魔という架空の存在に

       責任転嫁したのである。

       この世の悪すべてを悪魔に負わせることで神を純粋善に

       祀り上げたのである。

       ただし創造主の全知全能性とこの説は関係ない。

 

       いかがでしょうか。

       ちなみに創造主も架空のもの、存在しない人間の作り物と

       してしまうと、すべてが虚無の海に沈没することは、

       この前くどいほど話しましたね。」

 

次回に続く