乗り越えるべき壁・・・カルト宗教・救済教義・盲目的信仰６

人生と創造の会オリノです。

スマホの方は画面を横長で見てください。

そのほうが見やすいと思います。

　　　　　　　　

オリノ　　　「この図は、図というよりイメージです。

　　　　　　しかもこれ以上の細部は判らないのでこれが限界です。

                      全体を楕円にしたのも、霊的部分と物質的部分を破線で

　　　　　　分けているのも分かり易くするためで、便宜的にそうしただけです。

　　　　　　さて、ビッグバンより前には私たちが住む物質宇宙・物質的領域は

　　　　　　存在しませんでした。

　　　　　　創造主は形而上の領域、霊的領域に、それらの領域自体・領域全体

　　　　　　として存在していました。

　　　　　　物質的生命体・物質的領域の存在である私たち人間には直接知覚

　　　　　　できない霊的存在です。

　　　　　　しかし、それは見えずとも存在し続けています。

　　　　　　創造主は巨大な意識・霊として存在し、その強大な意識の働きが

　　　　　　全てを知り、全てを可能とする力を制御しているのです。

　　　　　　決して一部の学者が言うような『宇宙を規定する原理や法則とその働き』

　　　　　　などではありません。

　　　　　　それらの原理・諸法則は、創造主の全知が適正とした理念を、その全能

　　　　　　が実現し、機能させているものです。

　　　　　　それだけではありません。

　　　　　　ビッグバン時の温度、拡大速度、すべての原理・法則、すべての物質、

　　　　　　すべての力・エネルギー、すべての空間・領域、すべての天体、すべての

　　　　　　生命、すべての時間、すべての可能性、すべての生成、すべての消滅、

　　　　　　そして物質宇宙の終わりまで、ビッグバンが起きた時にはすべてが

　　　　　　意識的に決定されたのです。

　　　　　　すべては創造主の意識と全知全能により予定通りに進行し、

　　　　　　想定外のことが起きる可能性はゼロ、すべて必然なのです。　

　　　　　　このことから、創造主は宇宙的規模の意識をもつ存在です。　

　　　　　　その全知全能ゆえに創造主のみが完全な存在であるといえます。

　　　　　　他者に依存することなく単独で存在でき、自己充足、自己完結

　　　　　　しているからです。

　　　　　　また、それは創造主が永遠の存在である所以です。

　　　　　　自己完結した単独者として永遠に存在し続けるのです。

　　　　　　再び上のイメージに戻ろう。

　　　　　　私たちは神が世界・宇宙を創った様子を想像すると、

　　　　　　神が摩訶不思議な魔法を使って、神の外側に世界を出現させる

　　　　　　様子を思い浮かべてしまう。

　　　　　　しかし、こうして『創造主とビッグバン』という２１世紀の視点から

　　　　　　推測すると、次のような考えを持つことが出来る。

　　　　　　ビッグバンが起きて宇宙が生まれた理由は、

　　　　　　創造主がその存在領域を拡大したからだ。

　　　　　　形而上的・霊的に存在していた創造主が、

　　　　　　新たに物質的な形体での存在を意識し、

　　　　　　その理念が実体化したからだ。

　　　　　　つまり物質宇宙は物質的形態で存在する創造主である。

　　　　　　私たちの住む世界は創造主の微小な部分である。

　　　　　　人間は世界の小さな部分である。

　　　　　　そして、私もあなたも人間であり、

　　　　　　創造主の微小な部分として存在している。

　　　　　　そう言えるでしょう。」

次回　に続く