sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

乗り越えるべき壁・・・カルト宗教・救済教義・盲目的信仰2

人生と創造の会オリノです。

 

前回の出会いから一週間、Aさんから日時と集合場所を知らせる連絡があった。

穏やかに晴れた日の午後、Bさんの部屋を訪ねると同じ顔が二つ、

にこやかに迎えてくれた。

 

仮想宗教者B「よく来てくれました。パンとブドウ酒しかないけど寛いでください。」

 

オリノ   「はあ、いきなりクリスチャン・ジョークですか。」

 

仮想宗教者B「よくお分かりでいらっしゃる。達也(Aさん)なんか怪訝な顔をして

      ”酒は後にしてくれ”なんて言ったんですよ。」

 

仮想哲学者A「そんな昔のことをよく覚えてるな。まったく。

      それよりも、よく来てくれました。また会えて何よりです。」

 

オリノ   「こちらこそお招きいただきありがとうございます。」

 

その後、世間話や私自身の経歴や仕事について話した。

そして本題である”キリスト教と哲学に関する議論”をどのようにすすめていくか、

ということになった。

二人は私が来る前に少しそのことを話し合ったようで、どちらかが主導するのは

好ましくないこと、また前回と同じようにお互いが好き勝手に言い合い、

収拾がつかなくなることも避けるということで一致したそうだ。

二人の結論として、両者の中間的存在である私にテーマの選定と進行を

任せようというのである。

 

オリノ   「いいんですか。そのようにすると私は立ち合いというより、

      参加者の一人として自分の意見を述べることになりますが。」

 

仮想哲学者A「是非そうしてください。その方が面白くなるでしょう。」

 

仮想宗教者B「私も自身の信仰とは何であるのかを違う視点から見ることが

      出来るのでは、と思ってます。」

 

仮想哲学者A「それと発言にタブーは無しです。

      形而上のことも自由に語ってください。

      ただし意見・考えの違いを明確にはしても反する意見は否定しない。

      感情的にならないようにしましょう。」

 

オリノ   「分かりました。

      対立する意見が出てもどちらが正しいかは判定せず、

      そのままにしておくのですね。

      もっとも形而上のことはそうするしか方法がないですからね。

      多分、今日はそれ以外の話題は無いでしょうから(笑)。」

 

仮想宗教者B「私はその類しか話すことないしね(笑)。」

 

オリノ   「ではお二人がよろしければ始めたいと思いますが。」

 

二人    「どうぞ。」

 

オリノ        「それでは本日のお題ですが・・・・お題じゃ大喜利みたいだな・・・・

      議題と言うべきかな?」

 

仮想宗教者B「お題でいいですよ。(笑) 」

 

仮想哲学者A「うん。脱力した感じでいいんじゃないかな。」

 

オリノ   「ではあらためて今日のお題ですが、

      ”ビッグバンの原因を考える”です。言い換えると

      ”なぜこの宇宙は始まったのか”です。」

 

仮想哲学者A「いやはや、人間にとってもっとも壮大で深遠な謎が”お題”ですか。」

 

仮想宗教者B「つまり神について考えてみるということですね?

      天体物理学、宇宙物理学のことではないですよね?」

 

オリノ   「そうです。神について考えるのですが、ここでいう神とは

      創造主・造物主のことです。

      但し、次のように考えて見て欲しいのです。

 

      (1)創造主が存在しない場合

      (2)創造主が存在する場合

 

      この二つのうち一つ、どちらかが真理・真実です。

      創造主・神とはどのような存在かは、まだ問題にしていません。

      どうか先走ることなく、そこに行く前に、

      この相反する二つをよく考えてください。」

 

            次回へ続く