sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

新しき人間観・人生観・世界観20 転生および霊の進化段階について

人生と創造の会オリノです。

 

当ブログを読んでいただきありがとうございます。

3月から始めた「新しき人間観・人生観・世界観」も20回目になります。

この間、生業のほうが忙しくて皆様に読んでいただきたいと思っていた

「第10、11、18回会見」も5か月もかかってしまいましたが、

やっと終えることができました。

 

さて、セムヤーセがこの3回の会見中に語った「霊の教え」はいかが

だったでしょうか?

これらのメッセージがビリーマイヤー氏に語られたのは1975年であり、

今から44年も前の出来事です。

当時は冷戦の真っ只中、日本ではオイルショックに庶民生活が翻弄

されていた時代です。

当時の感覚では携帯電話なんて夢のようなものでしたし、

インターネットが現在のように普及して誰でも利用できるように

なるなんて予測すらできない時代でした。

そんな時代のスイスの田舎で、誰にも知られることなくこれらの貴重な

言葉は伝達され、コンタクト記録として本にまとめられ、そして44年後、

ブログで皆さんに紹介できるということに何とも言葉に出来ない感情と

感覚を覚えるのです。

 

私たちが迷妄から抜け出し、真実へ向かえるように、セムヤーセは

明確な言葉で語ってくれました。

私たち人間が最も知りたいと欲すること、そして新しい時代に向けて

知らなければならないことを。

すべては創造であり、人間という物質的生命体の本質・核心は

霊的実存在であり、それは霊であり創造のごく小さな部分であること。

霊こそが人間を存在させ、霊自体は不滅・永遠の生命であり意識であると。

そしてその真実の前では、長らく地球人を惑わし続けた宗教とその神格の

幻惑も消え去る運命にあるということを。

少し哲学風に言えば、汎(創造)論であり同時にそれは理(創造)論

でもあり、唯(創造)論であり唯(霊)論と呼んでもいいだろう。

このメッセージ自体は文章として見れば長文というわけでもなく、また難解な

言葉を多用する哲学書とは違い平易な文章です。

ですが内容は非常に深遠であると同時にシンプルであり、現在地球上に

存在するありとあらゆる宗教・哲学・思想を凌駕しているのです。

 

しかし、読んだ人の中には次のように感じた人もいるはずである。

転生に関する説明がほとんど見られないと。

もちろん人間の霊は不滅であり、転生を繰り返していくものです。

当然、『霊の教え」の重要な部分です。

ではなぜ転生に関する説明がなかったのかというと、実はそれ以前に

行われた第6回会見にて「転生および霊の進化段階」についての

詳しい解説がされていたからだと思われます。

ではその部分を見ていきましょう。

 

第6回会見 1975年2月23日 日曜日 22:30

 

(ビリー)

:ちょっと待ってもらえないか。ぜひ聞きたいことがある。

それは、私にとっては大きな関心事で、他の人に も大いに

関係していることなんだ。

引っくるめて言えば人間の生についてだが。

 

セムヤーセ)
お好きなように。

でも、私としては今回あなたに任務を与え、また前回の続きも

話すつもりでした。
でも、もっと重要なことだと思われるなら、後に回してもいいでしょう。


(ビリー:)

ありがとう、セミヤーゼ。本当に、このところ非常に重要に思われる

ことがあるんだ。 

さっきも言ったように、人間の生についての問題なんだよ。

つまり私が関心を持っているのは、 人間の生の発展について、

あるいは生の発展の段階の区分、霊とその発展、

そして、いわゆる転生に関することだ。

 

セムヤーセ)

なるほど、 その分野ですか。 

これに頭を抱えるのは、私だけではありませんよ。
非常に進んだ科学も、私たちでさえも、深奥に触れたと言えるほどの

認識にはまだ至っていません。
だからこの問題についてお話しできるのは、私たちに周知のことや、

私たちが既定の事実とみなしている事柄だけです。

おおざっぱに見ると、私たちが正確に知っている主要な点は五つしか

ありません。

この上にさらに二つの点があるのですが、こちらの方はまだ正確に

把握できていないのです。

つまり、それらはすでに創造の秘密に関与する事柄です。

だから私たちにも近づきがたいのです。

それでも、推定できる範囲でお教えしましょう。

 

続く