sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

新しき人間観・人生観・世界観21 転生および霊の進化段階について2

人生と創造の会オリノです。

 

第6回会見の続きです。

 

セムヤーセ)

まず、人間の生はその始まりから最終段階まで、七つの主要な

段階に分類されます。

このそれぞれを主段階もしくは主期間と言いましょう。

主段階はそれぞれさらに七つの副段階に分類されます。

これらがすべて集まって一つの全体を成しているというわけです。

副段階もしくは副期間は学校の一学年にたとえることができます。

ただしこの場合、副段階を一つ終えるには一年どころではなく、

一人の人間の一生をかけなければならないと考えてください。

副段階ごとにそれぞれ発展の形態と目標がはっきり定まっています。

七番目の副段階まですべて修了するのに十万年かかることも

ありますが、それで主段階を卒業することになります。

 

霊的な生命体には雌雄の区別がまったくありません。

性とは例外なく有機的な生命体だけが所有するものだからであり、

それによって子孫を残すことが保証されているからです。

しかし、有機的生命も霊的生命も再生の法則に支配されており、

だからこそどちらの生命体も発展できるのです。

したがって、すべての人間的生命体は七つの主段階もしくは主期間を

通過しなければなりません。

ということは、それぞれ七つの主段階に属する副段階もしくは副期間を

通過しなければならないということです。

場所に制約されて生きる有機的な生命体(動植物など)は、四季という

時間的秩序に大きく左右されますが、霊的に進化した生命体もしくは

霊に由来する生命体(人間など)の場合、一つの期間の長さに

決まりはなく、それぞれ異なっているのです。

つまりそれらは植物などとは違って特定の周期に従属しないのです。

したがって霊に由来する生命体である人間は、肉体の死後すぐに

生まれ変わることもあれば、数十年、数百年、数千年、それどころか

数十万年たってから生まれ変わることもあります。

霊に由来する生命があまりに早く、もしくは進化の相対的な目標に

到達することなく終末(死)を迎えた場合、それはマイナス要因と

なります。

というのは、その生命は自己の副期間を完全に最後まで修了する

ことができないわけですから、その期間の目標に到達するためには、

同じ副期間を中間生(霊的領域・微細物質界・彼岸での生)を

通じてか、または通常の人生周期の間にもう一度繰り返さなければ

ならないからです。

 

(ビリー)

とすると、その生命は場合によっては二度目の人生を生きなければ

ならないということかね?

 

セムヤーセ)

ある意味ではそうです。

少なくともその人生が無理やり中断された時点から生き直さなくては

なりません。

この二度目の人生は当然短くなります。

前世で副期間の目標に到達できなかった分を取り戻すためだけの

人生ですから。

でも、場合によっては通常の人生周期の間に全部取り戻すことも

できます。

 

(ビリー)

それを世間では地獄に落ちるとか、あるいは罰が当たったとか

言うのかもしれないね。

 

セムヤーセ)

そうですね。

地獄に落ちるとは結局のところ自ら犯した罪を償わなければならない

ことを意味するものですから。

ただこの場合、前提条件として常にあるのは、生命を自ら破壊するか、

もしくは終わらせることです。

言い換えれば、自分が引き起こした過ち、すなわち罪は自分で

償わなければならないということですね。

ただし、第三者によって生命が中断された場合は、もちろん罰とか

償いとか言うことはできません。

 

(ビリー)

それでは宗教で言う地獄とか罪とかいうのは単なるたわごとだね。

 

セムヤーセ)

そのように考えれば確かにそうですね。

 

(ビリー)

だとしたら、誰かがその生涯に過ちを犯したとしても、その者が

自分の過ち、あるいはそれを何と呼ぼうと、とにかくそれを認めて

二度と犯さず、知識として自らの内に取り入れ、そこから何らかの

英知が生まれるという形で償えば、その者に罪はないということに

なるのかね。

 

セムヤーセ)

まったく、あなたには驚嘆させられますね。

その解釈はまさに真理の核心をついています。

あなたが本当は私たち以上に良く知っていて、実は私たちを試して

いるにすぎないのでは、という印象を私たちの誰もがますます強く

しているのですよ。

どうもあなたには伺い知れない秘密がつきまとっていますね。

 

(ビリー)

それは褒めすぎだよ、セムヤーセ。

だって、これは自分で考えたことじゃないんだから。

「タルムード・イマヌエル」からの受け売りだよ。

 

続く