sankabito’s blog

ビリー・マイヤー事件の真相、創造と霊の真理について。当ブログは人生と創造の会ブログのコピーです。

地球人類のルーツ(私たちの起源)5

 

 

続きです。

 

新しい移住の可能性を検討するに及んで、操作された遺伝子を遺伝的に

受け継いだ末裔の間で再び争いが起こった。

この争いの勃発には、好意的民族が作った新しい教えがかなり決定的な役割を

果たした。

その教えとは、彼ら、つまり好意的民族が、遺伝子操作された者ないしその末裔の

創造主であって、最高の存在、つまり創造主であり生みの親であるから、絶対服従

崇拝を示さなければならないというものであった。

ところがこれは好意的民族全体の一致した意見でもなければ要求するところでも

なかったため、陣営は二つに分かれた。

つまり創造主と自称する者の陣営と、好意的な関係 を維持するが創造主とのかかわりを

否定する陣営であった。

こうしてこの二つの陣営の争いが起きる一方、他方では各党内の所属者ないし信奉者の

間で争いが起こった。

結局、その意志がある者たちはすべて火星を離れて地球とマローナに向かうということで合意を見た。

その結果、最終的に両陣営の多くの人々が一団となって共に、一部はマローナ/

フェートン、他の一部は地球に移住することになった。

マローナへの移住団の指導者はゼンテカという名で、妻のアマラカが傍らに控えていた。

地球への移住団の指導者もやはり二人いて、セモスとパッサスという名の兄弟であった。

マローナの大気は移民たちや既住の民族の呼吸に適して健康的であり、火星のそれと

かなり似ていた。

マローナの大気はまた遺伝子操作を受けた者たちの末裔がその宇宙船内で数年もの間

呼吸し慣れていたものと似ていたが、地球上の大気はかなり違っていた。

そのため移住者らが将来にも地球で生活していくためには目的に合わせた改造が必要と

なった。

そこで行われたのは、退化した者たちが地球に追放された時に行われたのと同じこと

だった。

つまり当時、追放者を地球に送り込む前にまず地球の大気に順応させ、同時にその

骨格の安定などを図る処置がほどこされたのだ。

それと同じように、火星から移民を希望する者たちすべてに、地球に定住する前に

これらの処置をほどこしたのである。
そして、すべて科学者が予告したとおりになった。

「破壊者」は火星の軌道に侵入し、火星を巻き添えにして別のゾル軌道に引きずり込んだ。

そのため火星は以降マローナの軌道をたどることになった。

その後マローナも同じく「破壊者」の激しい力によって移動させられた。

そして数千年後にその居住者に破壊されて小惑星帯になるまでそこに存在した。

 この移動にまつわる大災害によってマローナの人口は約四億七千万人から約千四百

万人に激減したが、その後回復し、惑星全滅当時の人口は約五千二百万人であった。
地球に移住した者たちは、マローナや火星との連絡を失った。

そこは完全な廃墟となり、生き延びた者たちも、やがて全員死滅した。

好意的な者たちのうち新しい教えを通じて創造主として賛美され崇拝された者たちは,

彼らの邪教を猛烈な勢いで普及させ、まだおとなしくしていた残りの好意的な者たちにも有無を言わせなかった。

それ以来,地球人類の創造主として威張り始めたこれらの生みの親ないし支配者は、

すべての権力を奪取し、新しく作った偽造の人類発祥史と信仰史を含めた誤った信仰の

教義を広め、それを通じてまだ密かにくすぶっていた本当の民族起源の知識を最終的に

消滅させ失わせてしまった。

当然ながら本当に好意的な者たちも黙ってこれを傍観するわけはなく、自分たちも

それに対抗する信仰教義を作り、地球に住み始めた者たちの間に普及させるという

形でそれに対抗した。

彼らの希望は、地球人が新しい信仰という形で本当の真理を究明し、創造的そして

自然的なものを本当に理解し、また理解したと認識することであった。

またその際、それを通じて再びすべてを良い方向に向かわせたいという希望もそこに

込められていた。

本当に好意的な者たちはそれを次の言葉で表現している。

「この教えは地球人類のために、そしてその汚れた肉体のために、その内面の不純と

退廃を破壊するためにこそふさわしい」。

この教えの中にはまた、生みの親ないし支配者の教えにあるのと同じように、

異なった信仰方向と信仰教義の混在は大きな障害になるという意味が秘められていた。

これを通じて、遺伝子操作された者たちの末裔の人口を耐えられる程度に、

そして責任が持てる程度に抑制しようとしたのだ。

それによって地球人が、生みの親ないし支配者や、いまだ好意的な者たちに立ち

向かって、自分たちの支配下に置こうとすることがないようにしたのだ。
さらにもう一方では地球人が高度に進歩した技術を用いて再び宇宙に飛び立ち、

自分たちのかつての故郷である火星やシリウス領域の惑星などを再発見する時期を

あまり早めることがないようにしたのだ。

「創造主」の側からすれば、地球人が異なる教義の混在によって混乱と戦争に陥り、

それによって自滅に至るという希望もあった。

この希望は少なくとも次の事情に立脚している。

つまり、地球人類は十分長い進化の時期を経て、思考と行動の面で必要とされる変化
を遂げた後にようやく、技術的にも生物的にも科学的にも再び宇宙空間を飛行する

能力を獲得するだろうということだ。

したがって地球人類は、様々な信仰教義と信仰方向の混在を通じて認識すべきなのだ。

そして遺伝子操作による退化の問題を解決し、この退化を矯正すべきなのだ。

その際、とりわけ重要な要素は、地球人類がいつの日か遠い将来、遺伝子操作による

弊害を自ら見つけ出し、適正な方法で遺伝子を再び正常な形に戻すことである。

その時初めて、遺伝子操作された者たちの末裔である地球人類は、自分たちの本来の

過去と起源を知り、宇宙や他世界を知り、銀河や他の銀河の他の人間とのコンタクトを

求めるべきなのだ。

それが見解であり希望であった。

 

終わり

 

オリノです。

これまでは一方的に外宇宙から来た人種・グループが地球人を支配し、

神を自称してきたと書いてきましたが、そうなった原因は私たち地球人=

遺伝子操作された人間にもあることがお判りいただけたでしょう。

もちろん創造の法則に反し、他の生命を隷属させた者たちの行為は非難に

値しますが、一方で彼らも野蛮で狡猾な遺伝子操作された人種との関わりに

苦労していたのが覗えます。

常々、私たちはどうして自分たちがこんなに好戦的で虚栄心に満ち、利己的で

野蛮なのだろうかと自問してきた。

それは地球人が全体的に原始的な状態から抜け出したばかりだからだと

考えられてきた。

しかし真実は小説よりも奇なり。

実は遺伝子操作により人間兵器として創られた人種だからだ、という答えを

得ることになった。

その答えは常識とはかけ離れたブットンダモノだが、これほどしっくりくる説明が

他にあるだろうか。

人間の寿命に明確に存在する100年の壁、人間と地球の大気成分のミスマッチも

明らかになっている。

ゲノム解析がさらに進めばいずれ真偽ははっきりするだろうが、今を生きる私たちが

それを知るのは次の生、違う自分として生きる時だろう。